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まさる先生のブログ

新たな武道の境地を目指します

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M&SSの再起動ー11(マカオ入境確認)

香港政庁の外事課から通報

「はいっ そうです、我々も昨夜のメールを朝食後に開いて分かったのですが、こちらのネットも早いですね」と感心する。

 

そこへ、コーヒーをワゴンに載せ、書類を持ってシャンさんが入って来た。

 

皆にコーヒーと柔らかそうな中華菓子を添えて配り、所長の顔を見ると
「シャンさんも聞いて置いて下さい」と所長の隣の椅子と云うかソフアを指している。

 

「じゃぁ喉を潤してから続けますか、さっきの話の続きですが、特別早い訳でなく、台湾と香港は通常の交流がありその情報の請け売りですから偉そうなことは云えません。

電話で確認したのが、なんとも無謀な行動でこちらもどんな手配をするか隣の警察と相談しようと考えて居たんですよ」

 

「正式な形では、犯罪者の捜査依頼をすべきなのでしょうが、未だ証拠が確定せず犯罪者と言うより行方不明者扱いで、ターゲットの確保と証拠の没収に出張してきました」

 

「でも命がけで荒海を小舟を乗り継いで、沖縄・台湾・香港と来るとは重大な犯罪者ですよね」

 

「外国人の国内移動は身分証明としてパスポートの提示が必要ですが、今回のイワンには長期滞在の「在留カード」を発行して居まして、パスポート2通とそのカードを使い分けているようです。

常時アドバイザーが付き添っている節があります、我々は先回りしたと思ったのですが、2日遅れていました。

この部分の詳細は、国内事情に強い本職が居ますから名護くん、病院とその経過を説明して下さい」とマイケルにタッチする。

事件発覚の経緯

警察庁の名護マイケルと言います、こんな顔をして居ますが、日本生まれの日本育ちでです」と緊張感がみなぎる部屋に笑いを添える。皆がクスクスとほころぶ。

 

「この事案が発覚したのは2日前でした。大学病院の外国の研修医師が行方不明の連絡がはいり、届けてあったマンションを調べると、人間の生活臭と云うかベットもキッチンも使用した形跡が薄かったようです。

 

病院の研究所で、貸与していたノートパソコンのHDDが抜き取られていました。大型のデスクトップは操作せず、私物の帳票類は一切無くなり、約一年半くらいの、在籍した存在が消えた状態でした。

 慌てて、派遣元のベルギーの病院に紹介したが、(戻って居ませんがどうかしましたか?)と聞かれる始末でした」と英語と時々中国語で話すマイケルは上気した顔だ。

 

「若しご質問がありましたら、一通り終わってからお答えしますが、如何ですか?」と


「内容が在りそうなので後で伺います」と所長が答える。


「病院と大学本部が不安を感じ、所管の厚生労働省に相談し、事件性を感じた厚労省の担当が、その話を非公式に私たちの上司が知り、幹部警察官を派遣しました。

 

病院では数年前からHDDの容量不足を懸念して、ノートパソコンにはSSDを装着しダブルメモリーでカバーして居ました。

その医師はパソコン機能に疎かったのか、SSDに気付かずHDDだけを抜き取って逃げたようです。

その経過を調査した結果、日本国内のアジトと海外の某国に軍事暗号文で、病原菌の培養結果をメールで伝えて居たようです。

 細菌より繊細なウイルスの培養

ここで秘事してもいい結果にならないので、病原菌は細菌より小さいウイルスで、通常の可視光線照射顕微鏡では観察不能で、分解能力が0.3nmまで分析できる電子顕微鏡を使える機関を狙ってきたようです。

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ウイルスのイメージですが、右側はマスクの生地だそうです。大きさはミクロの世界で指さきに付いても感触は無く発熱や下痢を発症して初めて感染したことを知ることになる😭

目に見えないウイルスを培養して、何に使うのか不明です。フランス国のパスポート所持したイワン・マリューは、日本へ入国直後に、ベルギーのパスポ―トでブルッセルの病院からの紹介状を持って、ベルギーから来たヨハン・ディールに成りすまして病院に潜り込んだようです。

 

入国してから東京の大学病院に顔を出すまで2~3日空白の時間があり、国内で手引きした者がいるようですが、誰も気付いて居ませんでした」

 

「インターポールに手配するにも、罪状を絞れず人力で追い詰めようと本国から4名と、香港の総領事館3名の応援を得て、昨日から香港とマカオに別れ調査中です」

と、軽く頭を下げて終わる。

 

「思ったより複雑な事情がありそうですが、ウイルスはどんなカタチで所持して居るんでしょうね?」と所長が聞いて来た。

 ウイルスの格納・移動

杉原さんが、顔を上げて

「眼に見えないとは言え、危険な物体には変わりないのですが、工夫すればボールペンや万年筆のインクのスペア風なモノや、パソコンならUSBやCDメモリーカードにも充分格納できそうですね」

その時、マイケルのスマホに着信があり、素早く立ち上がり画面を見る

「神田警視です」

「それじゃここで公開しても良い情報でしょう」と杉原さんが止め、マイケルも腰を下しながら話す。

「えっ 2日前ですね、ベルギーのヨハンの名前ですか?」とマイケルが声を出した。

 

それを聞いていた杉原さんが
「所長さん、イワンでは無くベルギーのパスポートでヨハン・ディールの名で2日前に港珠澳大橋を渡って入境したようです」と伝えるとシャンさんがメモを持って立ち上がり所長が頷く、この辺は機敏で頼もしい陣営だ、素早くドアの外に飛び出していった。

 
シンディ―が心配そうな顔で、マイケルを見て

「Kさんも2日前から消息不明だから、繋がるわねぇ」と呟く。

香港組とマカオ組の合体

「マイケルくん神田さんたちもこっちへ合流するように相談してください、所長さんバタバタして申し訳ありません、事態が変わるようですから隣の「治安警察局」に挨拶して置きたいのですが、こんな時どんな挨拶なのか初めてなモノで、ご教授願います」

 

所長が
「ザックバランって言うんですか、日本語には良い言葉がありますね」と笑いながら

「私も一緒に行きますから、局長に挨拶して置きましょう、次長には詳細を伝え、地元の動員は押さえて置いて、海上で緊急事態が発生す場合の連絡方法を決めることになるでしょうね」と物慣れた感じでテキパキと答える。

 

シャンさんが、ロール紙の記録部分を持って駆け込んできた。

「2日前ののPm4時25分に、入境して居ました。と所長に提出した。

ホンの5分位で追跡処理し、記録を確認したようだ。

 

「シャンさん「治安警察局」の局長にアポイントを取ってください、時間は向こうの都合で良いですが、出来るだけ早い方が好いです」と指示を出し

 

「マイケルさん、先ほどの危ないウイルスは何処に有ったんですか?」と鋭い質問だ

「はい申し訳ありません、抜けて居ました。実は研修テーマとして「人間の常在菌の研究」という名目で留学研修生として受け入れて居ました。

 

ヨハンが研究所に入ってから国立感染症研究所から研究資料として、殆ど無害なウイルスを借用して、その後1年近く殆ど週5日は研究所に閉じ籠って居たようです」

 

「先ほどのご質問ですが、本人以外知らないことですが、本国から本人が持ち込んだと考えて居ます。本国以外なら旅行中に接触したサポータ風のアラブ系のアラファトなる人物もいます。なにしろ強力なウイルステロの兵器と言えるモノを容易に運搬しているのは、杉原さんの想定したUSBメモリーの様なモノを細工して、本人が持ち込んだのが妥当考えています」

 

「そうですか、危険物は大きな金属の箱に2重3重に格納するモノと考えがちですがUSBメモリーなどに細工されたら、誰にも気付かれずゲートをパスして仕舞いますね」と思案顔で冷めたコーヒーを口にする。

 

「はいっ 大体概要が掴めました、この情報を持って治安警察に相談しましょう、向こうの意見を聞いてその後の手配なども相談した方が良いでしょう」と立ち上がる、シャンさんが治安警察局のアポイントメモを差し出し

「丁度良い時間です」と頭を下げる。

 

「シャンさんはカウンターに戻って、指揮して下さい何か用事が出来たら、スマホで連絡します。若しこの人たちのメンバーが到着したら、この部屋で待って貰いなさい」

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入境管理事務所付近は、旅行者は来ないが迷って事務所に来る人もいますよ♪

入境審査の入り口は、迷った市民が相談事している、エリアが広すぎて案内係も手薄になりまご付かせることもある