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まさる先生のブログ

新たな武道の境地を目指します

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M&SSの再起動ー2(計画的犯行?)

本庁も本気モードに

病院の門の受付で、所属と氏名を名乗り庶務に連絡を依頼する。

 

衛視のチーフが外に出て先に立って歩き出した

 「皆さんが警察関係の方には見えないので、案内が必要ないのですが制服の方の場合は、建物の裏から入って貰いなさいと言われて居ますが~」と恐縮しきって案内して呉れた。

 

 病院の診療関係とは完全に分離するように厳命されている様だ。患者の入り口から離れた職員の入り口に案内されると、入り口に庶務課の課長と女性が待って居た。

 

双方二人だが、病院は40代の課長と女性の研究所の所長で、鈴木警視正と金髪の名護警部で、取り合わせが異様に見えたのか

 「こちら大使館の方ですか?」と聞いて来た。

 

「いやうちの職員で、現役の警部です」と言いながら自分も名刺を差し出し、マイケルの顔を見る。

「名護マイケルと言います」とマイケルも名刺を出しながら自己紹介で挨拶する。

 

庶務課の課長が先崎忠司でウイルス細菌研究所の所長は前田頼子と名乗り名刺交換を終わる。

 

行方不明の発覚当時の立会者(庶務係長)は、大学から呼ばれて不在。

 病院の会議室だが静

「後で研究所を見て頂きますが、概略を2階の会議室でご説明します」と歩き出す。

 

 病院だが、直接治療の当たらないので病院独特の、薬品の匂いがせず静かな会議室で、行方が分からない医師のプロフィールや、医師免許などのコピーが提示された。 

 

鈴木さんが出がけに、次長室で渡された資料と同じだった。

 

但、今日の午前中に届けられたPCの解析は途中だが、セキュリティー会社も医療や細菌関係が専門では無いので、依頼先である庶務課に返却して来た。

 

データーベースに用語や外国文字の羅列で、セキュリティーソフトでは対う出来ない分野なので、病院サイドの担当の意見等を聴きながら、機械的な部分をアドバイスし、学術的な分析には立ち入りたくない様子だった。

 データーは外国語

中身が、フランス語とドイツ語・一部英語で記されているので、高度な言語力と医科学的の知識が多分に必要で、大学の協力で病院(ウイルス・細菌科)とセキュリティー会社の三者で取り掛かり、科学警察の細菌系の担当の参加を希望して居た。

 

打ち合わせ中だが、リアルタイムで次長に情報を入れ、決済を仰ぎ科警から細菌系の専門官を1名参加させることを決めた。

 

病院の研究所は開店休業状態なので、その建物の続きにある会議室を拠点に解読しながら、研究所の資料などで裏付けをチェックするシステムで進んで居た。

 

庶務課長が初対面で【大使館の方ですか?】と聞かれた事が引っ掛かり鈴木審議官が

「先ほど先崎さんが【大使館云々】と問われましたが何か関連がありますか?」と聞くと、先崎さんが頭を掻き乍ら

 

「午前中にPCの解読を開始し、目に付いたのがドイツ語とフランス語で【アメリカの水道とサイパンの水道関係】の文言が多くあると言うので、前田所長にも話しましたが、アメリカ大使館からお出でなったのかな?と考えて仕舞いました」と真面目な顔で応え

 

鈴木審議官は即座に次長にスマホで伝え、即座に解読チームに語学に堪能な警部を合流させることが決まり、病院に送り病院の指揮下に配置することが決る。

 

マイケルは鈴木さんと一緒に本庁で打ち合わせに向かう。

 

警察関係者は通常制服は着用しないが、病院敷地内での業務なので構内では白衣を着用し、新たな情報はリアルタイムで本庁に流れる仕組みを設定する。

 

戻ったノートパソコンからプリントした内容は、殆どフランス語とポルトガル語ドイツ語などが入り乱れていて、全てが解読するには、相当な時間が掛かるという事だ。

 M&SSの本領発揮

この解読チームとは別に、海外に派遣するチームも必要で東南アジアの足跡を追うことが重要なポイントになった。

 

M&SSの神田敬一警視をリーダーに、選抜メンバーを選定し招集を掛けた。
マイケルの急遽M&SSに移動となり、海外派遣チームに入りそうだ。

 

鈴木審議官も、本庁内で統括指揮を執ることになり、助手に名護スーザン警視が指名され、主に国内の指揮はスーザンが執ることになる。

 

 何を目的に、外国の水道関係なのか理解できないが、その日の夕方本庁で今後の対応を検討に入ったが、各自にポジション確認をしながら、会議が始まった。

 

冒頭だけ次長が挨拶に来たが、席に着くなりスマホが鳴り
「ちょっと失礼」とみんなに断り

 

「な~にぃ」と大きな声を出す。

通常会議室では大きな声を出さずに、礼節を重んじるとか言いながら、自分で大声を出している。

派遣して居た解読チームの警部からで

「誰が借りて来たんだよ」と云う。みんなも興味津々で聞き耳を立てている。

「分かった!でもなんで俺のスマホを知って居るんだ」と聞いている。

 

次長のスマホは通常は掛けないが、鈴木審議官のスマホが使用中になって居るので、直属の上司に聞いて次長に直で連絡したようだ。

 

「分かった、今後も今くらいのショッキングな事案は連絡してください」と丁寧に切る

「鈴木審議官のスマホ故障中か?」と鈴木さんの顔を見る。

 

「え~と私のスマホは~」と取り出すとイヤーホーンが差し込まれていた。

「あれっバイブがオフでした、大変失礼しました」と立ち上がって頭を下げる。

 NIIDから借り物

「はいそれで一件落着、じゃないんだよ今情報は、PCの解読チームが新たな事案に遭遇した、それは病院のウイルス細菌科で新宿の国立感染症研究所から「持ち出し厳重注意」細菌を借り受けていたが、現在所在不明の様だ」

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国立感染症研究所は、新型ウイルスコロナ騒動に巻き込まれ深刻な日々が続いている

「それが今回の騒動の発端ですかね」と鈴木審議官が顔を曇らせる。

「そうらしい1年くらい前に、研究所の所長の依頼書で借り受けたが、それを借りて呉れと言ったのが今回の行方不明の当人らしいのだ」

「細菌って、眼に見えないほどの小さいものでしょうが、そんなに簡単に貸借出来るんですか?」

 ただいま考え中

「そこが今回のポイントらしいよ、日ごろ厳重な管理体制で実績が伴わないと、門外不出の危険物は貸さないらしいが、今までお互いに研究過程で貸借が有るらしいんだ、国内でも有数の権威ある研究所だ、あそこは」と次長が腕組みをした。

 

次長が腕組みをしたときは、【考え中】なので質問などしない方が良い.

 

マイケルが姉の顔を見ると、緊張しているのか顔が暗い様だ、10日くらい前に川渡へ両親と旅行した時はもっと明るい美人だと思って居たが、一緒に仕事をするのは初めてだから心配だ。

 

今度は鈴木審議官がスマホを取り出し

「ちょっと失礼します」と立ち上がり会議室のキッチンコーナーに行きながら

 

「分かりました、次長に話しこの会議を休会して時間を置いて参集します」

鈴木さんが戻って
「次長、長官官房から電話がありまして、この会議を休会にして継続の形して欲しいと言って居ます」

 

「うん 分かった、ちょっと考えて居たんだが、我が会社だけじゃ通じない部分が多いので、他の部局と云うか省庁を跨いだゼネラルチームのような形にしないと難しい気がして来たヨ」と腕組みの「考え中」の中身も同じ方向の様だ。