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まさる先生のブログ

新たな武道の境地を目指します

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何となくデート気分

 ざわめきが無いショッピングモール

後楽園駅近くのお店の脇を歩いていると、デート気分だ。

「じゃぁ改めてお誘いします、知り合いのカフェが近いので~」

 

安藤さんは物慣れた雰囲気で歩き出し、まるで恋人の様に寄り添って歩く。

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このペアは姉弟には見えないし、ヤバイカップルかな?(^^♪

大きなビルの2階の歩道を進み、ちいさな階段を段上がって開放的な明るいサロン風の店さきで
「マスターお邪魔します」と入って行く。

 

「あれっ社長、旦那様はどうしたんですか?」と慌てたように聞いてくる。

「偶には浮気しても良いでしょう」と安藤さんは笑って答る。

 

「名護さんのお好みのコーヒーは何ですか?」と聞くが特別拘って居ないので

「特に決まって居ません、普通のホットで良いです」と答える。

 

「ここのコーヒーは美味しいと評判なのよ、マスタースペシャル二つとモンブランのショートをお願い」と窓際のテーブルにつく。

 

 マスターは軽く頷くー

 「自己紹介して置きます、地元 この小石川で生まれ学校も殆どこの近辺でした、30前に横浜に嫁いだんですが、父親が病気になって会社経営が出来ないので、戻ってこいと言うことになって、三年前に舞い戻って来ました」

 

「えっ横浜に旦那様を置いて来ちゃったんですか?」と聞いてしまった。

 

「そこが面白いのよ、旦那様は県庁に勤めるお役人でしたが、お前が帰るなら俺も付いて行くと言い始めまして、いまは大学の研究科とかいう所で、建築とか土木とか商売に関するお勉強中です」と、澄ました顔でお冷を口にする。

 

「なんか不思議な方にお会いしたようですね」と偽らざる気持ちを言う。

 

「そうよね、わたしは兄妹二人で兄は不動産屋なんか嫌だと言いって、大手の鉄鋼会社に就職し丸の内の本社に勤めています、父親は強情だから商売に向かないとか言って、私に会社を継げと言って美優インして居ますが、兄の頑固さと同じくら堅いです」

 

「お兄さんもはっきりして居ますが、ご主人も凄い方ですね」と言って居るとマスターがわざわざコーヒーのカップやらケーキを載せたトレーを運んで来た。

 

「あぁ来た来た。このコーヒーの香りが良いのよね~」とウットリする。

マスターの 事情聴取が続く

「社長、この方をご紹介してくださいよ」とマイケルの顔を見る

 

「この方はね,私の命の恩人なの、簡単には明かせないわね」と澄まし顔で言う。

「どうしたんですか、何処で襲われたんですか?」と聞くマスターに、社長が指をさすのは窓の下の方で

 

「そこの横丁です」

「え~っそんな騒ぎ聞いたこと無いですよ」とマスターも怪訝な顔でマイケルを見る 

 

「じゃねぇ~この方に聞いて下さい」と安藤さんがマイケルにコンタクト。

 

「先ほど~」と腕時計を見る

「丁度1時間20分前になりますね、安藤みゆき社長が会社に帰る近道を歩いているとき、後ろから若い引ったくりが猛烈な勢いで近づいたと思ってください」そこまで聞いたマスターが目を白黒している。マイケルの顔を見ながら

 

「どうしてこの方の日本語は分かり易いの?」と素っ頓狂な声を上げる。

 

マイケルが現状報告を続ける
「それをこのビルの角で見ていたのが、名護マイケルと言う歴(レッキ)とした日本男児で、若い不審者を追いかけ取り押さえて交番に差しだしましたそれがストリーです」

 

「そう言う事です、それではご馳走になります」と安藤さんがフォークを持つ。

「名護さんもご馳走になりなさいよ」と勧める。

 

「あれっこの方の名前は聞きましたが、もう少し付け足して下さいよ」とマスターも好奇心旺盛だ。

 

「はい府中のお役所に勤める、名護マイケルさんと言うかたで沖縄出身の空手四段、柔道もこの間そこの講道館で四段に昇段、この辺まではさっき交番で聞いていたのよ」とチョット舌を出して笑う。

 

「な~んかお二人のお話を聞いて居ると、こっちも引き込まれる雰囲気で肝心の所がぼかされている様な気がするが、ごゆっくりしてください、ケーキは僕の驕りです」と去って行く。

 マイケルも結構ミーハーだ

「さっきの話ですが旦那様は、やはり置いてけぼりですか?」とマイケルも好奇心旺盛


「そうよね、旦那さんもお役人になったは良いが、いま中間管理職でストレスの渦の中で藻掻いて居たようで、私を社長に押し立てて実務を学んでバックアップする気でいる様ですね」とまるで他人事のように話す安藤社長だった。

 

マイケルもさっきから聞いて良いか迷って居たが、安藤社長が意外とフランクなので

「安藤社長は大事に抱えていたバックに大金が入って居た訳ではないでしょ」と聞くと

 

「それがご名答で、チョット重かったが2500万、現金だったのよ」と澄まして居る
「普通大金は車で運ぶんじゃないですか?」と少し大きい声になる。

 

「常識よね、私も会社を出る時は現金は考えなかったんですが、途中でスマホに連絡が入り、今晩欲しいと言われ買取の代金で徒歩で400m位だからと、余ったですね」

「そのイレギュラが狙われるんですね、僕は未だ新米の警官ですから先輩や教授に散々言われるんですよ【いつもと何が違うか?勘を働かせ!】ボンヤリ見ているんじゃないと怒鳴れるんです」とマイケルは恐縮する。

 

「それなんですね、名護さんが私のバックの持ち方と、あの不審者の動きを見た瞬間に行動したのでショ、やはりそれがプロなんですね、これがバレたら親父さんに何を言われるか知れませんし、旦那も怒るでしょうね」とシンミリし

 

安藤社長のプレゼント

「改めて有難うございます、何かお礼をしなくちゃと考えましたが何か欲しいものは在りませんか?」とザックバランに聞いてくる。不動産屋さんの社長らしくなって来た。

 

「特に必要は無いと思いますよ、ただのお節介がチョット走っただけですから」と謙遜する。

「それじゃ申し訳ないから、お食事会をセットします、今日は取引が控えているので後日ご都合のいい時間を合せましょう」と決める。

 

「僕らの世界ではあれくらい普通の事で、お気を使わないでください」と断る。

 

「それじゃダメよ、私は旦那と一緒しますからどなたか恋人でも良いですから,付き合ってくださいよ」と迫る。

 

マイケルもこんな機会は少ないので、姉かY講師が頭に浮かんだ

「分かりました、同じ会社の姉か柔道の先生に声を掛けて見ます」と承諾する。

 

「二人でも三人でも良いですから、キャンセルしないでくださいね」と約束。

マスターが、タイミングを見て居たようで、お替りをトレィ―に載せて立って居た。