google.com, pub-1120962938688995, DIRECT, f08c47fec0942fa0

まさる先生のブログ

新たな武道の境地を目指します

Sponsered Link

講道館の優等生

春から講道館の塾生になったマイケルは、4か月目だ。

定時に退勤して、特修科は18時から19時230分の稽古だが、充分な時間で終わった頃には汗びっしょりで、若いマイケルでもふらっとする。

f:id:owlboy2:20191120204920p:plain

指導員のY講師もへとへとになるまで付き合って呉れる(^^♪


土曜日は、17時30分から19時だが殆ど通っているので、講師の先生方の受けもいい。
年の近いY講師に、昇級審査の件を聞いて見た。

 

「名護くんは、優等生だから問題なく推薦できるよ、ただ時々空手の構えに似て来るので、僕は空手も遣って来たので気付くが、知らない人は気付かないなっ!」と、笑う。

 

「御免なさい、そうでしたか?自分じゃ完全に殺して居る積りでしたが、Y先生は気付かれましたか、気を付けます」と、礼をする。

 

「マイケルは、日本人以上に節度ある所作で気持ちが良いですね」と、Y講師が褒める「意識しては居ないのですが、沖縄の祖父が空手の師匠で、厳しく躾けられましたので45度じゃなく、最敬礼になりがちですね」と、頭を掻き乍ら苦笑い。

 軽く聞いたのに推薦呉れそう

「来月ここで、4段以上の審査が有るから、申請書を余分にあるので渡すよ」と、歩き出す。
「来月ですか?上司に許可をもらって居ないので、大丈夫でしょうか?」と、追いかけながら聞くと

「マイケルの上司と言うと、警視正かな?」

「えっ、ご存じだったのですか?」

「府中の住所を見たとき気付きましたよ、あそこは我々の稽古より厳しいと聞いて居ましたが、マイケルと組むと半端な3段じゃないと思いましたよ」

「私は、職員として勤務して居ますが、週2日は仙台の近くから教授がお出でになるので、その助手として稽古をつけて貰います、普段は温厚で優しい方です」

「着換えて道場に入るとスッと背筋が伸びて、それまでざわざわして居た道場がスッと緊張感のある空気に変わるんですよ」

「先生は相当な高齢な方ですか?」

「いやぁ~まだ昨年警視になったばかりで、32歳位ですね」


「現役ですか?珍しいですね、そんな威厳のある方にお手合わせしたいですね」


「日ごろの稽古が、手抜きせず徹底していますから、みんなも自然にモラルが上がるんでしょうね」

「公私の使い方が大事なんですね」

「よく言われるのが、武士の矜持と言うか戦場で銃も刀も無ければ体を使うしか生きる術が無くなる、今は柔道といわれるが

「仙台の先の川渡と言う温泉町で、柔道場と弓道場を経営していらっしゃるのですが、奧さんも同じ役所に勤務して居て、二人で同じ頃辞表を出して道場作りを始めました」

「凄いですね、サラリーマンから道場経営に切り替えるタイミングが凄いじゃないですか?余程稼ぎが良かったのかな?」

「本庁の職員で、主に海外で勤務し関連する事案の時は、国内でもお仕事をして居たようです、その先生のご実家が会社を遣って居て、会社の保養所を譲り受けたようです」

「そうか、やっぱりバックがしっかりした家系なんですね」

 

「私も去年学生だったのですが夏休みを許可して頂いて、出来上がったばかりの道場に1週間宿泊して、稽古をつけて貰いました」

 

「それは良かったですね、合宿できるほど大きのですか?」
「もとは、会社の保養所で温泉付きの部屋数12部屋あったそうです」

「そんなに広いなら、学生の合宿も簡単に出来ますね」

 まさる先生の内輪話も

「去年、道場とホールを繋いで式場にして、結婚式を挙げたのですが姉の親友が先生のお嫁さんなので、僕はお相伴で招かれたんです」

 

「それは良かったですね、なんか広い高原の温泉を思い浮かびますね~」


「そうですね、ロケーションは正にその通りでした。前は叔父さんが会社を遣って居て、お子さんが別の事業で独立して、後を継がないので閉鎖したようです。重機や会社敷地を処分して社員に分配し、土木関係の技術職の社員は知人の会社に紹介して再就職させたようです。その保養所も処分する話を役所勤めだった教授(当時は警部)が聞き、付き合って居た奥さんと話し合い、同時退社になったようです」

「凄い話ですね、それだけでサクセススリーだ幸運な話もあるもんだなぁ~」とY講師

「その叔父さんは、元気なんでしょう?」

「えぇ~自宅の周りを畑にして、野菜を作って孫たちを呼んでは外でバーベキューを遣るのが楽しみらしいです」

「それは、いい趣味ですねぇ」と、Y講師も羨ましそうな顔で

「これが申請書で、モデルが添付して居ますから簡単です、3段は何処でした?」
「はいっ福岡でした」

「チョット変わって居るかも知れませんが、20頃まで書いて下さい」と、言いながら
「じゃぁまた来週ですね」と、事務所に入って行った。