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少年期のいじめの境遇から一念発起~

まさるは田舎の道場主ー25-弓道場完成

垜の管理

翌日は、朝一で弓道場を見に行く、モノ音が聞こえたか彩音さんも着換えていた。

垜は、少し白く乾いているが表面の変化も無く、彩音さん
「これは、完璧な出来上がりね」と、嬉しそうな顔で、昨夜掛けたかすみ的を外した。

看的場に設置した手洗い場から、散水ホースを引き出しズルズルと引いて、反対側迄行って,如雨露(じょうろ)口を上に向けて、引き金を軽く引いてテスト。

霧の状態を確認して、垜に向けて静かに引き金を引き霧を吹き掛けて行く。

静かに右から左に動いて、かなり繊細な動きで、上下、左右に20分位時間を掛けて、霧を吹いて湿らす。
垜は生き返ったようにシットリ黒ずみ、砂と黒土の配合もベストなのだろう~。
彩音さんも満足気だ。どうも、昨夜の食後に、尾崎さんと話し込んでいたのは、垜の管理の様だ。

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昨夜祖父が掛けてくれた、かすみ的は静かに初めての朝を迎えた(^^♪

予備の用土造り

昨日の最後の仕事が、垜用土を予備として20俵ほど造り、垜の裏側に積んだ。
尾崎さんが、その作業中に石灰の袋をトラックから降ろしてきた。
祖父が
「尾崎さん、白線引くところ有りましたっけ?」と、声をかけると
「線引きじゃなくて、地面を固めるんですよ」と、垜の前にさっき畳んだブルーシートを広げ、黒土を2袋、砂を2袋開けて、その上に石灰を2袋静かにかけて行く。4+4+2くらいの割合で混ぜ様子を見て、手に取りながら納得したようだ。
トラックの方からごろごろと音がして、若い左官屋さんが一輪車をおしてくる。

見たことが無い機械を載せて、バランスをとりながら、辿り着いた。

全部終わったと思って、足など洗っていた大学生は、まだやるのみたいな顔で、眺めている。

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 匠の心意気

垜造りを一旦終わった形、学生たちが離れたころを見計らい、尾崎さんは自分たちの仕事として最後の仕事を、みんなに見せる形で、少し白っぽい土を粛々と撒いている。
職人が、機械の紐を勢いよく引くと、跳ねるように上下運動する。転圧機と言う地面を均して固める機械だった。

垜前の歩道に5センチ位の厚さで、土を撒いて熊手で鳴らした後を、転圧機が自重をぶっつける様に白っぽい歩道を、固めて行く。庇に雨どいは付いているが、矢取りが矢を抜いて射場に戻るとき、履き物が土で汚れるのを防ぐ為らしい。
2~3回往復し。尾崎さんが地下足袋のカガトで踏んで、堅さを見ている。
「明日の朝までは、もう少し固くなるだろう」と、言いながら右手を挙げる。

尾崎さんは弓を引かないと言って居たが、弓道人以上の気配りだ。
「こうして置けば、矢取り屋さんも、届かなかった矢も痛まないし、良いと思ったんだよ、どこかで、モルタルでしっかりした的前も有ったが、地面をすった矢尻から火花が出ていたのを見たので、土を少し固めてみたんだが」と、満足気だ。

今朝は散水をした、彩音さんが足元を強めに踏んで
「まぁ~的前も整備して頂いたんですね」と、感激している。

 祖父の気配り心遣い

見所は可動式で常時格納

 祖父が、前にお祓いをお願いした川渡の神社に電話して、神事の事を明日でも良いですかと、確認していた。
武道場弓道場に神棚の棚受けを設けてあり、両方の道場のお祓いを依頼した。

神主が昼前に時間が有るようで、11時30に決め、段取りした。
前から祖父が用意してあった、2つの神棚を脚立ちを持ち込んで、武道場弓道場の見所の上にとり付けた。
柔道場の見所は通常は見えず、畳敷きの、幅3X長さ9メートルX高さが30センチ位の木製の見所が、神棚の下に立てかけられ見た目は板張りの壁に見える。

格納時は、裏の廊下に付いている物置にすっぽり収まり、見所の下は壁と同じ模様に板張りで、丁寧に見ないと見わけが出来ない造りだった。
見所の両端にOリングがあり、これにフックが付いたロープを掛け、ロープは物置の滑車が3個で左右6個の滑車が、女性でも楽々引ける軽さだ。2人でロープを引くと大型の蝶番で静かに持ちがり、物置にそのまま収まり、ロープを物置のフックにキッチリ固縛して作業終了だ。
道場を広く使えるように、祖父が考案した動く見所の仕組みだ。
行事がある場合、来賓の座布団を敷いた見所が出来る。高い目線で観覧する工夫だ。
まさるも正一さんも知らず、今日初めて知らされた。
それだけ目立たない造りだった。
それ用の幅40センチ位の長いテーブルが、2台造られられて道場の裏の物置に有った。

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 お祓いも無事終了

祖父がのし袋に「初穂料」と書いて、表の下段に柏崎 勝と書いた2通の袋を、神棚の下に置くようにと渡してくれた。武道場と、弓道場のテーブルにセットした。

白磁の小皿2枚にコメと塩と、湯呑に水を入れて飾りなさいと指示。
祖父は建築のお祓いを受けることが多く、行事の度に用意するので慣れている。

お札(フダ)は神主さんがお持ちし、神棚の下に設えた棚の上に飾って、お祓いをして上の神棚にお飾りくださいと、渡してくれた。
家の家族全員が、射場に座り参加し、お配の前に弓道場の四隅に白磁の銚子からお神酒を撒き、御幣と榊でお祓いをして、終わった。

昨夜、彩音さんの東京の級友からメールが有り、弓の師匠が道場を見学したいので、寄って良いですか?と言う問い合わせだった。
どうも、東北を旅行しているのか、今晩は盛岡に泊まるようだ。
折り返し、【古川の改札口でお待ちします】と、返事する。
すぐ、5時過ぎ着のやまびこを予約したらしい。
リースのボクシーで、迎えに行くことににした。今日届いた、ボディーに貼る宣伝シールをボクシーに貼る作業していたまさるに、先生が来ることを伝え、セレモニーの秘策を相談する。彩音さんが思いついた秘策は?(^^♪


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