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少年期のいじめの境遇から一念発起~

まさるは田舎の道場主ー24ー垜造りは一日で終了

今朝のチラシ効果覿面(コウカテキメン)

午後の仕事に入ろうとみんなが外に出てみると、小学生や地元の人たちが10人程集まって敷地に入って良いのか、迷って居た。尾崎さんが最初に出たので
「皆さんどうしましたぁ~」と、声をかけた
「あのう、見せて頂いて良いですか」と、聞くので尾崎さんが家の方を見て
「まさるさ~ん、見学の方が大勢来ましたから、案内してください」と、まさるを呼んでいる、まさるは慌ててゴム長を履いて飛び出してきて
「はいっ尾崎さん有難うございます、みなさん、どうぞお入りください」と、呼びいれ
「皆さんこんにちは、柏木まさるといいます、もう少しで完成しますが今裏の方に弓道場を作って居て、ざわざわしていますが、柔道場などをご覧ください」と、何台か車が止まって居る間を柔道場の玄関に行く。
「いつから始まったんですか?全然気づかなかったですよ、今朝チラシを頂いたので子供たちと見学に来ました」と、中年の男性が挨拶する。まさるは、ゴム長を脱ぎながら
「建物は、会社の保養所として25~6年前に建てたようですが、6か月前から改築して、柔道や合気道の出来る道場にしました」

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我が家のフリージャは、情熱的で赤が鮮明です(^^♪

道場の見学

「まだあのように、弓道場の最後の工事を遣っていますが、明日ぐらいから使えそうなので、今日お知らせしました」
「こっちの、畳敷きは柔道や合気道・空手なども稽古できます。この続きの前方の板敷は予備運動や、ダンスでも卓球でもできますが、子供さんの遊び場にも使えます」
「なんか、幼稚園以上に充実していますよね」と、若い奥さんが女子児童を連れて居る
「チラシは、改めてお配りしますが、教えられる種目や時間や曜日も決めて、お知らせしますが、丁度2週後の土曜日に道場開きを予定しました、それから2か月は体験会の様に、道場に来て、練習などをご覧になって、参加して、ご自分が継続出来そうなら、入会の形で登録して頂くようにします。経験者は、心得て居られるので、ご自分の都合で練習することになるでしょう」
「子供より私が、合気道に興味があるので見学したいのですが、いつなら見られますか?」「はいっ、今でも良いのですが、未だ土いじりが終わって居ないので、明後日には弓道場の、神式のお祓いが終われば、この道場と弓道場も練習を開始します」

「現在合気道の出来るのが、私と婚約者の山崎彩音さんだけなので、時々誰も居ないときですけど、ここで練習しています」
「道場開きの時は、私たちの師匠が東京から来て頂けるので、演武して頂けるようにお願いしています、私たちも参加しますが、各種目を一通りご覧いただける様に、構成を考えて居ます」

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合気道の希望者も

「それでは、2~3日したら覗いてみてください、外で弓道場を作っている学生の何人かが練習に来ると言っていましたから、練習するようになったらアンケートをしますからご希望を書いてください、お帰りになるとき母屋の玄関に寄って見てください」
「そこの履物をお持ちになって、ここを通って行けます」大人が4~5人と子供5人が学習ロビーに来た。先回りした、まさるが電気をつけ
「皆さんここは、何をするか想像できますか?」と言うと、みんなが首を傾げ、先ほどの男性が、「喫茶店に、するのですか?」「あぁ~喫茶店も良いですね」とまさる。
「あぁ~図書コーナーですか?」と、中年の女性
「はいっ近いです、実は若し子供たちが、柔道や合気道を習う場合、学校から直接ここへきて、お稽古が終わって宿題のある人はこのコーナーで、宿題や予習して貰うコーナーにしようかと考え、祖父に頼んで作って貰いました」
「習い事をしたため、学力が落ちたら申し訳ないので、私と婚約者の山崎彩音さんがつきっきりで見守ります、私たちも教員課程をクリアして役所に勤めましたが、2人とも同じ理由で辞職して川渡に来ました、私たちも勉強中です、よろしくお願いします」と最敬礼をする。参加者の大人たちが、真似できないなぁ~とか、頑張ってくださいとか拍手する人も居て、最後にみんなが拍手する。まさるは、頭を下げたまま目が潤む

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川渡の夕日の画像が無いので、生まれ故郷の横浜から見た丹沢に隠れる夕日です(^^♪

祖父は的の候串(ゴグシ)を造って居た

 見学者を送り出して、垜の現場に来てみるとミックス土造りは最後のワンクールで元気な学生たちもペースが落ちてきたようだ。まさるも角スコップで混ぜ合わせに手を出し、一輪車が戻ってくると積み込み、結構な労働だ。
そこへ彩音さんが寄ってきて、話がありそうだ。少し離れて、夕飯をどうするか聞くので、まさるは祖父を目で探した。
祖父は、垜から離れた場所で、昨日届いた的枠をほどいて、的枠を見ていた。
「あっお爺様は考えて居て呉れて居たんだね」と、嬉しそうに傍に掛けて行った。
まさるは、何だか分からず行ってみると、青竹を短く切って割いていた。
「何ですかそれは?」と聞くと、この間彩音さんとインターネットで検索して気付いたんだが、的を固定する候串(ゴグシ)と言うらしいが、垜に的を差すと崩れやすいので候串を3本差して的を動かないように固定するようだ。
買っても大したこと無いが、手作りも良いかなと、始めたんだ。
ここなら邪魔にならないし、あまり離れても居ないので話が見える場所がここだった」と、笑いながら鉈を振るっている。

通常はあり得ない夕食

「実は、夕食ですが僕は出前の寿司でも良いと思っていました、お爺さんは何かアイディアが有りますか?」と、聞いて見た。
「うんそうだな、彩音さんたちも一日中キッチン作業じゃ大変だから、質より量の出前寿司でも良いだろう」と、祖父の即答。
「じゃぁ分かりました、何時ごろに終わりますか?」
「そうだな、最近は日が伸びてきて5時半頃迄明るいが、風呂に入るかも知れないので6時ごろかな」と、尾崎さんをさがす。
「まさる尾崎さんに何時ごろ閉めるか聞いて見て、それで発注を決めれば良いだろう」「はい分かりました」と、尾崎さんの傍に掛けて行く。
学生たちは、垜のに投げる土作りは終り、運びとぶっつけ方になったので、幅15メートルの的場全体が形を成し、水糸を上下に動かして斜面の凹凸見たり。結構楽し気にやって居る。

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尾崎さんの一言で最後の奮起

尾崎さんに時間を聞いて見ると、祖父の想定と同じで、5時半ごろには終わるだろうと、言いながら
「何か予定があるんですか?」と、聞くので小声で夕食の件を話す。
「夕食まで用意する所は、何処もありませんよ」と、驚く。
まさるは今回は普通のバイトとは違い、重労働だったし、急にこれだけ来てくれたので助かった分を含めて、用意しますと、尾崎さんだけに話をする。
それを聞いた尾崎さんが、少し大きい声を出して
「今日は、5時半ごろに終われば、温泉に入って夕食を提供して呉れるそうです、もう先が見えましたから仕上げに入ります」と、お知らせモード。
学生たちは「オ~っつ」と、声を上げて奮い立つ。
日が落ちたが、西の空は明るく完成した垜に、尾崎さんが霧にして散水する、全体がしっとりとした感じになる。
未だ白っぽい木枠がひと際目立つが、射場から見えない角度なので、気にならない。
垜の中央にさっき貼ったばかりの、かすみ的を祖父の労作の候串で支え、一層冴えて見える。道具や空き袋は車に積み終わって職人たちも、温泉で汗を流して学生たちと楽し気に、わいわい騒いでいる。


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