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少年期のいじめの境遇から一念発起~

まさるは田舎の道場主ー23-学生さん慣れない重量物に奮闘

見かけによらず小川さんのリーダーぶり

降ろした土の3種混合を指導しながら、尾崎さんは的場をチェックして居る。
的場は若い職人に任せているが、気になる様だ。
「最初は袋ごと持ち込み、どんどん開封してください」と、若い職人が指示し、自分たちは大きな鏝とスコップで高さ30センチまで積み上げ固めて行く。
土のミキサー組は、尾崎さんの指示で混合比率を確認しながら、
「最初10センチ位に黒土を均し、その上に砂を5センチ位に均し最後に大鋸屑を砂が見えない程度に撒いて下さい」と指示。
次はシートの端の方から、熊手で引っ掻くように混ぜ合わせる。これが中々の大仕事だ
ここから、経験者の小川さんが、尾崎さんの指示をホローして
「熊手を大きく振りたくなりますが、周りの人も夢中になっていますから、小さく何回か振って黒土をかきあげた方が良いです」とか、
「端の方は、角スコップで掬い上げると外へ零れなくて良いです」とか、実に的確に声を出してリードしていた。
昨夜は静かな人だなぁと思っていたが、仕事をする時は率先してみんなの動きを見ながら、声を出している。
赤土組は、10時の小休止迄1段目が完了。みんなは、ほっとした顔でお茶やコーヒーで休み、考えていた以上に体に効いたようだ。

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重い土の袋は、鬼の様な丹沢の登山道を思い出します

赤土は順調に積みあがる

垜の奥行きは、設計通り奥の板張り迄1メートル位あるので赤土のベース部分は奥行き90センチで高さを30センチ積む、更に地面から50度の傾斜で30センチに積む、これを3段から4段積み土台にする。祖父が垜の両端に50度の傾斜で土止めの様に木枠を作って居た。側面から見ると台形の形で,上程と下底は水平で斜面が50度反対の高さは垂直で約1.5メートルで前日彩音さんと、標準的な垜をWeb検索で確認し、祖父は差面の角度の出し方を工夫したようだ。
土留めのトップにОリングが付きギヤが付いたハンドルも付いている。正面から見えない看的部分にさりげなく作った土留めは、何に使うのか分からない。左官屋さんはОリングに水糸を縛り繁多川の土留めのO-リングに繫いでいた。

遠くで見ていた祖父が、傍に来て
「最後の仕上げに言うと思っていたが、このトップと下も同じだがワイヤーを貼り、斜面の均し(ナラシ)にグラウンド整備のトンボを取り付けようと考えたんだが、どうだろう」と、若い左官屋さんに相談して居た。

 

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 職人の親方2人も意見を出し合う

尾崎さんも、傍に来て土留めと金具部分をチェックして、
「柏木さんは玄人だな、最後の仕上げだけでなく我々の積み上げの時から便利に使えますよ、看的場に有ったのが、部材だと思ったがあれは斜めのトンボでしたか」と、感心「よその的場は、写真でしか見ていないので分からないですが、素人考えですよ。この脇に人が入れれば、水平を見たり、トンボを使って斜面の凹凸チェックすには、ここにスペースが有った方が良いように思ったんです」と、言った。

 「そうか反対のあのОリングが、トンボを移動するロープを通してこっちに引くと、トンボが向こうへ水平移動するんですね、さすが棟梁だね使う人の身になって考えていますね」と、尾崎さんがべた褒めだ。
午後から試運転して、トップのワイヤーを張ることにした。それにしても、器具を使わなくても水糸一本で、赤土はきれいな角度で出来上がった。午前中に、赤土組が4段まで積み上げ、4段の斜めの長~い階段状態の壁が出来た。尾崎さんがホースの先に如雨露の先を取り付け、霧にして撒いて湿らす。微妙な湿り具合を手で触りながら確認して居る。
昼食は、保養所時代の食堂を少し手を入れ、4人掛けのテーブルが4か所あるので今日の集まり位がちょうど良い。
おにぎり3種類と、トン汁だった、大きな鍋からいい匂いがして、学生たちは体の節々が痛いのに、食卓を見ると食べる前から元気が出ている。それにしても、彩音さんと香織さんが3時間ちょっとで、こんなに出来るとは驚いた

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 今朝のチラシ効果覿面(コウカテキメン)

午後の仕事に入ろうとみんなが外に出てみると、小学生や地元の人たちが10人程集まって敷地に入って良いのか、迷って居た。尾崎さんが最初に出たので
「皆さんどうしましたぁ~」と、声をかけた
「あのう、見せて頂いて良いですか」と、聞くので尾崎さんが家の方を見て
「まさるさ~ん、見学の方が大勢来ましたから、案内してください」と、まさるを呼んでいる、まさるは慌ててゴム長を履いて飛び出してきて
「はいっ尾崎さん有難うございます、みなさん、どうぞお入りください」と、呼びいれ
「皆さんこんにちは、柏木まさるといいます、もう少しで完成しますが、今裏の方に弓道場を作って居て、ざわざわしていますが、柔道場などをご覧ください」と、何台か車が止まって居る間を柔道場の玄関に行く。
「いつから始まったんですか?全然気づかなかったですよ、今朝チラシを頂いたので子供たちと見学に来ました」と、中年の男性が挨拶する。まさるは、ゴム長を脱ぎながら
「建物は、会社の保養所として25~6年前に建てたようですが、6か月前から改築して、柔道や合気道の出来る道場にしました」

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道場の見学

「まだあのように、弓道場の最後の工事を遣っていますが、明日ぐらいから使えそうなので、今日お知らせしました」
「こっちの、畳敷きは柔道や合気道・空手なども稽古できます。
この続きの前方の板敷は予備運動や、ダンスでも卓球でもできますが、子供さんの遊び場にも使えます」
「なんか、幼稚園以上に充実していますよね」と、若い奥さんが女子児童を連れて居る

「チラシは、改めてお配りしますが、教えられる種目や時間や曜日も決めて、お知らせしますが、丁度2週後の土曜日に道場開きを予定しました。それから2か月は体験会の様に、道場に来て、練習などをご覧になって、参加して、ご自分が継続出来そうなら、入会の形で登録して頂くようにします。
経験者は、心得て居られるので、ご自分の都合で練習することになるでしょう」

合気道に関心のご婦人

「子供より私が、合気道に興味があるので見学したいのですが、いつなら見られますか?」「はいっ、今でも良いのですが、未だ土いじりが終わって居ないので、明後日には弓道場の、神式のお祓いが終われば、この道場と弓道場も練習を開始します」

「現在合気道の出来るのが、私と婚約者の山崎彩音さんだけなので、時々誰も居ないときですけど、ここで練習しています」
「道場開きの時は、私たちの師匠が東京から来て頂けるので、演武して頂けるようにお願いしています、私たちも参加しますが、各種目を一通りご覧いただける様に、構成を考えて居ます」

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学習ロビーも見学

「それでは、2~3日したら覗いてみてください、外で弓道場を作っている学生の何人かが練習に来ると言っていましたから、練習するようになったらアンケートをしますからご希望を書いてください、お帰りになるとき母屋の玄関に寄って見てください」
「そこの履物をお持ちになって、ここを通って行けます」大人が4~5人と子供5人が学習ロビーに来た。
先回りした、まさるが電気をつけ
「皆さんここは、何をするか想像できますか?」と言うと、みんなが首を傾げ、先ほどの男性が、
「喫茶店に、するのですか?」
「あぁ~喫茶店も良いですね」と、まさる。
「あぁ~図書コーナーですか?」と、中年の女性
「はいっ近いです、実は若し子供たちが、柔道や合気道を習う場合、学校から直節ここへきて、お稽古が終わって宿題のある人はこのコーナーで、宿題や予習して貰うコーナーにしようかと考え、祖父に頼んで作って貰いました」
「習い事をしたため、学力が落ちたら申し訳ないので、私と婚約者の山崎彩音さんがつきっきりで見守ります。私たちも教員課程をクリアして役所に勤めましたが、2人とも同じ理由で辞職して川渡に来ました。
私たちも勉強中です、よろしくお願いします」と最敬礼をする。
参加者の大人たちが、真似できないなぁ~とか、頑張ってくださいとか拍手する人も居て、最後にみんなが拍手する。
まさるは、頭を下げたまま目が潤む


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