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少年期のいじめの境遇から一念発起~

まさるは田舎の道場主ー14-両家合同のランチがBBQ

地元の温泉に一泊

川渡の新居視察は、3時間では終わらず一泊して、翌日も続く。
山崎一家は、鳴子のホテルに予約してあったので、まさるが正一さんのワンボックスを借りて送る。

柏木家は古川の、正一さんが継いでいる実家にお世話になる。柏木家では、父健太郎が10年近く帰省して居ないようで、光江おばぁちゃんから小言を言われ、珍しく頭を下げながら謝っていた。
おかぁさんは、楽しそうに笑いながら
「よくご案内があるときは、(日帰りでも良いから伺いましょう)と、誘うんですが、仕事にカマケテ腰が重いんですよ」と、おばぁちゃんの味方をする。

「今は落ち着いたが、家に帰ってもいつ電話が入るか落ち着かない日々だったよ、今回のようにゆっくり出来るのは、何十年ぶりかな?」と、みんなの顔を見渡す。

「役所って、そんなもんかなぁ~あの役所だけがそうなのか?」と、祖父がつぶやく。
「どこも似たり寄ったりですよ、半端な役職に就いた時から責任だけが重くなって、幹部の言うままに動かされるんですよ」

「今の、お前のポジションがそうなのか?」と、祖父も鋭く切り込む。
「まぁ~順繰りに担って行き、役人も使い捨てなんでしょうね~」と、達観した顔だ。

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桜より一足早く咲いて呉れます”あんずのはな”

親子で水入らずのお買い物

 翌朝、9時30分ごろホテルに顔を出すと、ちょうど降りてきてカウンターで清算していた。ご両親は土産コーナーを物色中で、彩音さんの後ろから声を掛けた。
「ぐっとタイミングですか?」と、言うと
「オ~イエ~ス」と、顔を見ずに返事して居る。
カウンターの女性が驚き、声を上げそうだったが、彩音さんが会釈して笑顔を見せる。

2人でご両親の所に行き
「お早うございます、お迎えに参りました」と、声を掛けた。
「それでは、タクシーの運転手さんみたいじゃない~」と、彩音さんが冷やかす。
「あぁ~お早うございます、朝から気を使わせますね~」と、おかぁさんが挨拶。
「ここは、何でもあるね海のモノもあるし、イチゴもサクランボもあるし、楽しいよ」

「お父さんは、甘党なので果物には目が無いのよ!」と、彩音さんがホロー。
彩音だって、お酒は飲めないのだろう?」と、娘の顔を覗く。
「そうでも無いですよ、役所の付き合いは先ず酒を飲む事から始まるのよね」と、まさるの顔を見て助成を乞う。

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おまわりさん気質が抜けず

「本庁では、少ないですが県警や所轄の研修では、飲まないと付き合いの悪い奴とレッテルを貼られ、何かと不自由なようですよ、僕は所轄経験が無いので、そう言う事は経験して居ないのですが」
「あっそうか、まさるさんは所轄が無くて、武闘研修が長かったのね」と、彩音さんがお土産袋を受けとる。
「はいっその話は、車に乗ってからしましょうか」と、切り上げ
「荷物を持ちましょう」と言って、お2人の荷物を受け取り、
「これから直行で、宜しいですか?」と、念を押す。
「そうだね、道場に行ってユックリしましょうか、あそこは落ち着くね」と、お父さんが気に入ってくれたようだ。
「あそこ、木の香も良いしあの白樺林の小道を歩いてみたいのよ」と、お母さんも賛成
「それでは、出かけましょう」と、彩音さんもお土産と小さなバッグをもち、スキップを踏みながら先頭を歩く。
まさるはこの人が勤続を続ければ、4月に警視になるのに~と鈴木警視を思い出す。

祖父は温泉付きをPR

道場には、祖父とおばぁちゃんが待って居た。
「お早うございます、温泉は如何でした?」と、朝の挨拶。
「お早うございます、昔より硫黄の匂いが少ないように感じましたが、気持ちいいですね」「ここにも温泉を引いていますから、露天風呂の作りましたよ」と、祖父が自慢の露天風呂を紹介して居る。
「そのように聞いていましたが、温泉付き道場付き別荘ですね」と、お父さんが喜ぶ。
横浜からでも、乗り換えが順調なら4時間くらいで到着しますから、是非利用して下さいよ、これは私が言うのではなくまさるが言うべきことだな」と、笑った。
弓道場の基礎が固まったから、2~3日は大工が入るから騒がしくなるが、夜は静かでキツネやタヌキが遊びに来るようだよ」
「それでは、ごみの出し方も気を付けなくちゃいけないね」と、山崎のおかぁさんが、主婦の気遣いを一言。

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風格のある新居だ

祖父が、改築工事をするとき始める時、県道の入り口に「柔道・合気道弓道場の改築中です。ご迷惑をお掛けします。電話番号とまさるの名前を表示した、小さな看板を出して置いた。電話番号が、祖父の携帯なので何本かの問い合わせがあり、地元にも関心があることが分かった。
「昼前に、豊と香織がチラシの原稿をもって来るから、暫定的にオープンするとか興味ある人から稽古を許すとか、1か月位したら入門受付とか、兎に角来てくれる人の拡散力を利用すのが、チラシと同じ広告になると思うよ」

「今日のご予定は、どうですか?」と、山崎のご両親に聞く。
「特にないのですが、夕方まで帰ればいいと思っています」と、お父さんが答える。
「それじゃぁ~どうだろうランチをここで摂るというのは?」みんなが「えっと」と言う顔を見合している。
「豊たちが来るので、ここで焼き肉かバーベキューでもやろうかなと思ったんだよ」と言うので、まさるがすかさず
「それはいいアイディアですね」
「私も、ここのキッチンに慣れて置きたいし、おかぁさんたちも良いでしょう」と、彩音さんもやる気だ。

 

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まるで全員集合の号令だ

「じゃぁ~健太郎たちの予定も聞いてみるか?」と、携帯をかけた。
「今日は、何時ごろ帰るんだ?」
「うんランチをここで焼き肉かバーベキューを遣ることになったんだが、予定が無ければこっちに来ないか?」
「????」
「豊か香織がそのへんに居ないかな?うん呼んでくれないか、待って居る」と、こっちに顔をむける。
「あぁ爺だけど、古川でバーベキュー用の肉とか野菜など材料一式を買って来てくれないかな、人数は横浜のお客さんと俺たち古川の14~5人二なるかな、少し多めに明日からの材料持ち込みで大工が来るかもしれないから、うん、酒か~ビールを1ダースぐらいかな、あぁ鉄板は保養所の頃にセットしたのがあるんだ、正一と花代さんも居たら全員来なさいと言って、頼む、あぁ時間か買い物が終わり次第で良いよ、あぁ花代さんに言って調味料もそれなりに、うん頼んだよ、うん分かった、留守番は、工場の棟梁に頼んでおいて、頼んだよ」と、10分近く話して段取りが付いたようだ。

「正一たちと、健太郎たちも来るようだから、これが本当の全員集合だな」と、言いながら、こっちの段取りは天気が良いから外でも良いし、道場のフローリングでも良いかな、まさると彩音さんでやって見て」と、ようやく役割が決った。


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