owl89.com

少年期のいじめの境遇から一念発起~

まさるは田舎の道場主ー8-文武両道塾の構想

道場開きの会議

職人が帰った後で、祖父や正一さんたちとチラシやパンフレットなどの内容を検討した。まさるが自分の構想を話す
「環境は、何処にも引けを取らないくらい立派にして頂き、ありがとうございます、道場の看板名はまだ決まって居ません、最初に子供たちのあつまり易い場所を作り、保護者が安心して預けられる道場にしたいと考えています。とりあえず、自分たちが道場に馴染んで体に染み込ませてから、人様に教えることが出来ると思うんです。その時、先ほどのパンフレットやチラシを配りたいと思いました。合気道と柔道は2人で乱取りや地域に人たちに認知して頂けてからでも良いかなと、考えていました」

f:id:owlboy2:20190319143703p:plain

まさるは登山で言えば、2合目付近で頂を眺めている気分だ

宣伝も大事だよ

「そうかぁ~そう言う作戦もあるのか」と、豊さんが考える。すかさず香織さんが
「でもねぇここにオープンする前触れは、さっきの原稿より簡潔に、場所と日付と運営者名くらいは、朝刊一緒に挟んで置きたいよね」と、具体的に提案。

祖父が
「実は、武道と学童の宿題処理の話をどうするかだよなぁ」と、玄関ロビーの事も気にしてくれる。

Sponsered Link  

まさるは彩音さんの構想を

「実は、未だ曖昧にしていましたが、ここで一緒に苦労してくれる人が居まして、その人の名前が山崎彩音さんと言いますが、その彼女の案ですが子供たちが下校後に道場直行して、練習した後で「宿題はありますか」見たいな感じで、柔道でも合気道でも良いですが、体を動かすのと勉学するとを一体化出来ないか考えたんです」

「宿題がある子は、玄関のロビー教室に移動して、どちらかが付いていて、一緒に勉強するとか臨機応変に出来るのではないかと話しています。ただ2人じゃ時間が足りないので、子供たちが多く成って手が回らないときは、学生アルバイトに手伝って貰うとか、やり方は未だ確定して居ません」
「兎に角、保護者の賛同を得易い形でスタートしたいと思っています」と、言う。

「あぁ~そう言う遠大な構想ねっ」と、香織さんも現役学生なので、反応が良い。
「若し、秋とか冬の日照が短い時は親御さんが迎えに来るとか、僕らが車で送るとかいろいろと幅広く対応し、なじみ易い場を作って上げて、子供たちが定着することが大事かなと考えました」

理想の文武両道

「柔道・空手・合気道などは、曜日と時間を決めてやり、人気度が少ない場合は、週一とか月3回とか、2人でやれる範囲に絞るとか、まだ十分固まって居ません」と、話す。
「それで、彩音さんは幾つぐらいなのかね」と、祖父か聞いてきた。
「はいっ横浜生まれで、おない年の30歳で今は警部です。春には警視になる予定で、大学は東大の法学部ですが、柔道・弓道・お茶・短歌・語学など何でもこなす人です。最初も、最後も在りませんが、僕が高校卒業した時、郊外の叔母さんお店でバイト中に会ったんですが、その時は着替えを手伝って貰い、お金を払っただけの初対面でした」

Sponsered Link  

香織さんの関心事も反応が良い

「そんな昔から付き合っていたの」と、香織さんの突っ込みが早い。そこは正直に
「いや~ちょうど6か月前に、ここへ下見に来てお爺さんに案内して頂きましたが、あの1週間くらい前に役所で表彰式が有ったんです。その時、彩音さんが受付を遣って居て12年ぶりに再会したんです」
「へ~ぇ、すごいドラマチックな展開だな」と、豊さんも驚く。彩音さんと再会してから6か月間は、LINEが多かったが色んなテーマでトークし、お爺さんが話したこの保養所を借りることを前提に、進めたことを披露した。正一さんと祖父も(全く付いてゆけないよ)みたいな顔で眺めている。

大人のお稽古時間

「所で大人の塾生は、どのタイミングで指導するのかね」と、祖父が一番大事なテーマを聞いてくる。
「そこが肝心な所ですが、初心者の大人は土日と夜間に絞るか、日中の午前中を考えています、ある程度の経験者は、道場が開いている時間なら、フルに付き合わなくとも複数の有段者同士なら、自由に汗を流す方法を考えますから、心配は無いと思います」

「武道は、入門してからその種目の初期の基本訓練が大事で、初・2段くらいまでは練習量で体を造る必要がありますが、上を目指す場合は技の質の向上が大事で、時間帯を分けた方が効率的だと思うんです」
「聞いてみると、かなりきついスケジュールが続くようなだが、夜は早めに終わるとか週に一回は休むとか、メリハリのある時間割を設定しないと、体が持たないよ」と、正一さんが管理監督者としての、テーマを出してくれた。
「はいっ当初は、2人でフルタイムになるでしょうが、ある程度目途が付いたら誰か信頼できる人の協力も考えます」
「しばらくの間は、地域で認識が得られるまで、時間が掛かると思います、その間に子供たちから信頼を取る手段として、宿題の手伝いとか遊びを織り交ぜて、道場に馴染んで貰うつもりです」
「若し、道場の看板を掲げる場合、お爺さんにお願いできますか?」と聞いてみる。
「わしの字は、人に見せられないので仙台の兄貴にでも頼もうか、何しろあの人は書道の先生もやれるんだから、その時は材料も探して置いて、道場開きに揮毫して貰おう」
「あぁ~それはいい案ですね~叔父さんも保養所が生まれ変わる瞬間に立会えて喜んで呉れるでしょう」と、正一さんが提案する。まさるが、さらに付け加える
「ところで、道場で自分たちの結婚式をここですることは可能でしょうか?」と、言うと、みんなが一斉に
「えっと」と、言って口あんぐりだ。

「それは、最高のイベントだわよ」と、香織さんが大喜びだ、


PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 シニア日記ブログ 勉強しているシニアへ
にほんブログ村


にほんブログ村 その他スポーツブログ 弓道へ
にほんブログ村