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少年期のいじめの境遇から一念発起~

挫ける心を叱咤して-10-古武道の復習

【バージョンアップの改訂版です】

 檜洞丸の下で山中稽古

笹も樹木も少なく、石か土か判然としないが、良い場所がある。ランチを片付け降りてみると、後ろからは見えないが、前方は丹沢山系の山並みがみえ気持ちの良い道場が出来そうだ。笹がこの周辺だけ低いので落ち葉や枯れ草を引き詰め、裏打ちした厚めのシートをかぶせるとガサゴソと音がするが、危険性はない。受け身の形で背中から落ちても痛さを感じない。杣道でもないが何かの作業で使った場所かも知れない。靴を脱ぎ手足のストレッチに集中する、次第に合氣道の型になって前転後転など、道場の稽古をなぞる。

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石の下に続く落葉樹の続きに平らな部分を見つけ2回目の武道の復習
  合氣道と並行して、川崎で習っている空手の型も、誰憚ることなく試せる。 シートの端に立つ小楢の幹に、ザックのクッションにしているスポンジを丸めて、括り付ける。本来、合気道は攻撃的武道ではないので、空手は毛嫌いされているし、相反するツキやケリはご法度だ。ただ、まさるの計画は時によっては、受け身の防御だけでは成立しない可能性があるので、予備の秘匿技として時間を割いて来た。

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小川の上で結跏趺坐

このことは、川崎の空手の師匠以外は知らないことで、祖父にも、姉にも話して居ない。 中学時代は暗いまさるが、そんな計画を練っているとは、誰も想像しないだろう。 いま丹沢の山懐で、無心で古武道に集中できるのは、祖父や父から遺伝された忍耐強い性格と、正義感かも知れない。 何気なく覗いた、腕時計が4時を回った処だ。時間は十分ある。 汗を拭きたいと思ったが飲み水は勿体ないと一瞬考えたが、水の流れる音がした。見回したが流れはないが、どこかを水が流れている。取り敢えず瞑想で気を静めようと、シートの真ん中に、両足を投げ出し座る。 右足の足首から先を両手で持ち、静かに左の鼠径部(太ももの付け根)に乗せる 慣れない頃は、この状態で瞑想の稽古をした 次に左足先を右と同じような手順で、右の鼠径部に乗せる。 これで完成だが、両足の膝が自然の形で床に着くことが大事だと何回か指導されたことを思い出す。 膝や足首を動かすのではなく、股関節を回すと言いますが、スネの前側を床に向けるように股関節を内側に回しなさいと教わった。慣れると、師匠や師範の話が理解でき、自然にできるようになる。これで結跏趺坐が完成ですが、自然に背筋がまっすぐに伸び、気が静まります。

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結跏趺坐の下に清水が湧き出し

目は自然に瞑ると言われますが、軽く閉じると自然に雑念が飛び去り音さえも無くなります。時間は分りませんが、水の流れが聞こえます。自分の体の中と言うか、かなり身近を流れています。静かに目を開き、趺坐を解いて見回す。 流れはお尻の下だ。腹ばいになって、台座のような小さな広場から、体をのりだして驚いた。ただの広場だと思ったのは大きな石で、苔むしてクマザサや樹木が芽を出したが、石の上なので大きく成れないらしい。水は山の上から沁みて石の下から小さな流れになって居るようだ。まさるは、大石の横から回り込んで、原始的な流れまで藪こぎをして、水を汲みタオルを濡らして、体を拭いて気を新たにした。

太陽も山並みの上に差し掛かり、西の空に赤みがさしてきた。さっきから気付いていたが丹沢では嫌われ者の、野生のシカたちが逃げもせずこっちを覗いている、知らん顔をしていると、向こうも何か貰えるかのように、ファミリーで眺めている。

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今晩一泊を予約した、檜洞丸の頂上から下がった青ケ岳山荘です

 今晩お世話になる、”青ヶ岳山荘です。 見た目より、気持ちの良い山荘でお食事も美味しかったです。檜洞丸は、少し高い所が山頂です。明日の朝日の出を見に登ります。


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