owl89.com

少年期のいじめの境遇から一念発起~

自業自得ーその1ー銀座の夜

 勘違いして居る政府機関

銀座でも超が付く一流の料亭だが、ただならぬ緊張した空気に覆われている。
働いているのは、女性従業員が多く和服で仕事をしており笑みも少なく、緊張気味に足早で行動している。

f:id:owlboy2:20181214151330p:plain

料亭は静寂なたたずまいは変わりなく、時が流れる!

 内閣官房のゴリ押し

先週末
内閣官房だが、ご主人はいらっしゃいますか?」と、事務的な電話が入った。何だろうと居住まいを直しながら、受話器を取った料亭の主が
「はいっ やまがみです」と、かしこまって挨拶すると
「水曜日、〇〇国の大統領がお宅の寿司を食べたいと言うので、予約したいのだが良いですね」と、なんか変に押し付けがましく、高飛車な物言いだった。
大国の大統領の晩餐に、4~5日の日程で用意出来るわけもなく、当主は当然丁重に断ったが
「何で、内閣官房の言う事を聞け無いのですか!」と、声高に脅してきた。当主も仕方なく、最後の抵抗で、失敗時の事を念押しをした。
「何か不祥事が発生した場合、責任を取って頂けますか?」と、開き直ったら
「当然だ、国家の行事だからそのつもりで準備して欲しい」と、自信あり気な物言いで、現状の内閣官房のの横暴ぶりでは、どんな仕返しが有るか不安なので受けた。
本来なら、名誉なことで予算そっちのけで準備に取り掛かるところだが、今回は気がかりが多すぎる。

Sponsered Link  

にほんブログ村 シニア日記ブログ 勉強しているシニアへ
にほんブログ村


銀座の街裏で突貫準備

その日から、植木の手入れから、要所に監視カメラの取り付けやら、電話回線の増設や大騒ぎで深夜まで働き、全員が寝不足で当日を迎えたらしい。皆んなへとへとだが、当日の午後2時ごろに、全体の工事や掃除が終わり関係者が引き上げたばかりだ。お店の男衆から、女将以下全員で隅々までチェックし、ほっとすると警視庁の警備担当が20人位でゾロゾロ入ってきた。警備のスタッフも、その後2時間位かけて全館のチェックをして終わったのが、申し込み時間の1時間前だ。警備担当も後2~3時間の警備業務なので、頑張っているようだ。初冬の日没は、5時前には薄暗くなり都心では珍しい広い敷地の料亭は、外灯も少なく出入り口の認証も神経を使う。


首相の到着

相変わらずの不遜な振る舞い

そんな中、首相一行が先行で到着し、それからはざわざついた雰囲気で料亭の空気が緩んだ気配がした。大統領が、迎賓館を出発したと、外の警備の指揮官にも着信、15分位は掛かることを警備陣に通知し、外回りが一層緊張感をもった。到着した首相も、女将や当主から挨拶を受け
「お茶にしますか?ビールにしますか?」と聞かれ
「コーラにしてください」と、リクエストし、周りが『えっ~』と言って慌てさせる一幕があった。首相が、玄関わきの広間で腰をおろしコーラを口にして
「トイレをお借りします」と言うので、女将が後ろを振りむき
「Tさん、ご案内して」と言うと、中年の仲居さんが前に出て
「ご案内したします」と深々と頭を下げた。

Sponsered Link  

にほんブログ村 シニア日記ブログへ
にほんブログ村

照れなのかお付を断る

仲居さんを先頭に、何人かスタッフが続いて歩きかけたが、首相が
「トイレに行くだけだよ」と、言って男性SPは残し女性SPに頷き仲居の後に続く。廊下を曲がって、案内の仲居さんが和室の入り口のような、引き戸を少し開け
「こちらです」と言いながら、男子トイレの前で会釈をした。SPも、入り口に背を向けて姿勢を正して立つ。首相は、照れくさいのか
「有難う君たちも良いから戻って居なさい」と、ドアを開けかけた。


軽薄な行動

「おう ここは広いなぁ」と、入り掛けたが又顔を出して
「すぐ戻るから、戻って良いよ」と、再度言うから2人は顔を見合せ乍らSPが、廊下の奥に居る警備に目を向けて頷き、警備が右手の親指を立てた。後ろの曲がり角にもさっきは居なかった警備が一人、こっちも右手の親指を立てた。両方を確認したSPと仲居が
「失礼します」と廊下を虐戻りした。

廊下の端の階段脇でも、警備のスタッフが顔を出して少し顎を引き了解したサインだ。