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少年期のいじめの境遇から一念発起~

久しぶりの国内ミッション-13-元デカ長の認証

まさるの尋問

2人をワンボックスの後部座席に移す。日野さんは運転席、まさるが助手席・Yさんが3列目の座席に座る。2人が気付かないので、まさるが脇腹を突く。ふうっと息づいて顔を上げた運転手が、目を塞がれて居た口のテープだけ剥がされているので、首を回すが誰も声を出さないので、一生懸命探っているようだ。日野さんが頷き、まさるが
「やぁ~気付いたようだね、まず免許証と社員証・お財布は預かっています、我々はあるところから頼まれて、トラックの荷物を預かることになったが、あなたは何を積んでいるかは知っていますよね」と、ゆっくりした語調で話しかける。顔を下げた運転手は、声を出さない。こっちの様子を、探っているようだ。まさるが、Yさんに合図。
Yさんが、後ろから細いワイヤ―を首に巻き付ける。びっくりして、もがくが絞めてはいないが、キッチリ食い込んでいる。

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白魔に襲われた2人は完全に固体化
Yさんバックでホロー

「Kくん、絞めてはだめだよ、死んでしまったらトラックを動かせないから」と、日野さんはとぼけたコメントをだす。
「正直に話してくれないと、家にも帰れないし、間違うともう一度口にテープを巻かれて林道下の藪に放置されるよ」と、まさるは同じ調子で話す。
「あの中にあるものは何なの?」と、もう一度問いかける。
「Kさん、そんな生ぬるいことじゃ吐かないよ、さっさと片づけて仕舞おうよ」と、Yさんが後からけしかける。運転手は、もぞもぞと動き
「中身は分かりませんが、絶対見るなと言われています」と、何となく知っているようだ。日野さんがまさるを見て、右腕をグッと突き上げる。すかさずまさるが声音を変え
「オイッ舐めんなよ、中身を知らずに運送屋を遣れんのかっ」と、大声で胸元を引く。

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Yさんのワイヤーが張り喉が絞まる

「いえ、中身は段ボールの中に3重になっているらしいのですが、何が有っても開けるなと言われているので、向こうの倉庫に運ぶだけです」と、運転手は一挙に体が小さくなったように肩をすくめワイヤーが顎の下に食い込む。日野さんが、おもむろに
「あんた佐藤さんと言うのか、中身の話が分かれば直ぐ開放するよ、但し口から出まかせなら、あんたの命も終わりになるが、運送会社やあの工場の中で、それなりのうわさ話や、取り扱いの状況を丁寧に話してくれないかな、我々は、ポリじゃないがヤバい商売なんで、皆 気が荒いんだよ、気を付けて話してくれよ!」
「ところでさ、あんたカギを持ってんだろう、今日は我々が立ち会うから、中を見てみようか」と、まさるが、穏やかにカマを掛ける。

運転手は、身震いするように肩をゆすり

「容器は小さいく軽いのですが、衝撃や水濡れは厳禁で交通事故も違反も絶対禁止でいつも安全運転です」と、日ごろ交通取り締まりに遭遇しない様に気を使って居る様だ。
「段ボールになんて書いてあるんだ」と、まさるがヒントを出したが
「英語の頭文字と数字だけで、品名は印刷して居ないです」と、頑なに話さない。
「それじゃぁ、カギを開けて中を検分するから、立ち会え」と、Yさんが言う。隣に転がっていた助手のおじさんが、動いた。まさるが
「おじさん痛かったかね、ごめんね」と、言いながら
「おじさん、あの車に何を積んでいるの?」と、優しく聞く。

2人目が目を覚ます

助手のおじさんは、目と、口にテープを張られた状態でモグモグ口を動かしている。Yさんが、
「喋りたくとも喋れないってさ」と、後ろから口のテープを剥がす。するとさっきから言い逃れていた運転手が
「あれは、○○教が使って大事件になった成分と似たものだと聞きました」と、がっくり肩を落とした。
「君たちは、ここで開放したら何処へ行くかね」と、日野さんが謎かけの様な質問で誘導する。目を塞がれているが、気持ちが同じようで2人が日野さんに向き、運転種が
「あの工場には行けないし、会社も同じ系列ですから、脅されて最後は消されるでしょうね」と、死刑判決を受けたように肩を落とし、見えない目で下を向く。

ホシは落ちた

日野さんが、まさるとYさんに顔を回して、頷く。
「それじゃ気の毒ですね、1週間くらいゆっくりする所を探して、姿を隠してもらいましょうかね」と、まさるが、Yさんと日野さんにサインする。Yさんが徐に
「トラックを暫く預かるが異論はないね!」と、強い口調で言うと
「あぁ~あの荷台に入るときは、マスクと全身を覆って居たようですから、そのようにして入ってください、もうこんな仕事は足を洗いたいと思っていたので丁度いいです、ただあの連中はしつこいからなぁ」と、先が心配の様だ。
「ボス、その辺の話はどうしますかね」と、まさるが日野さんに問う。
「そうだな、いろいろな手があるから、中身を確認できないがポリに渡してから決めようか?」と、Yさんに鍵束を渡す。まさるが、日野さんの顔を見て、目のテープを指さした。すると日野さんは右手の指を丸めてOKのサインだ。Yさんが先に降りて、まさるが続き2人のテープを外しに掛かった。

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2人の運送屋は従順だ

「眉毛が抜けるかもしれないが、この際我慢してください」と、さっと剥がす。2人とも、「痛いっ」見たいな顔をしたが、目がくらむのか、開けたり閉じたりしながら、周りを見回している。外は、今にも振りそう曇り空でうす暗くなっていた。
「しばらくは、そのバンドは外せませんので、一緒に移動します」と、日野さんの降りるのを確認して、ワゴン車を発車。
Yさんは、トラックを会社の作業場の方に向けて走り出している、その後をワンボックスとランクルが続く。

 野球場2面位の貯木場

トラックを貯木場の、屋根の掛かった製材場に入れて、扉を閉めた。周わりは、日野さんが除雪してので雪の壁が工場を隠すぐらいまで、積みあがっていた。大型トラックが2~3台駐車できるスペースが出来ていた。Yさんは、ランクルの助手席に乗り2台はそのまま、もと来た道を日野さんの会社に向かう。会社の敷地だが端の方にある、機械整備工場の一階の、ミーティングルームに入る。ストーブに火を入れ、2人もバンドをしたまだが手をかざして暖をとる。一般の会社に施設に入ったので、又また驚き、話掛けたいのだろうが、自粛している。そこへ奥さんが夕食を弁当風に作って運んできた。女性のお手伝いさんも居るが、自分で運んだのは気を使っているようで口数も少ない。
Yさんとまさると、4人で夕食をとることにした。ここからは、2人の固縛バンドを切断して自由にする。Yさんが事前に
「バンドなどを外しますが、この辺鄙な真冬の山の雪道を逃げるなんて考えない方が良いよ、生き延びる可能性はゼロに近いだろうから」と、釘を刺して置いた。

和やかに雑談しながら夕食

2人とも、日本人で岡山の運送会社だが、大阪の○○系の会社で大きな都市の遊技場などを経営してるのが本業らしい。食事しながら、積極的に雑談をして情報を引き出す、まさるは車上での尋問もこの雑談も、当然のようにデジタルレコーダーに記録している。○○総連の直営的な存在が分かってきた。食事直前に、スマホで「ホシキャッチ、Hotelhinoに収容食事中」といっ報を送った。