owl89.com

少年期のいじめの境遇から一念発起~

久しぶりの国内ミッション-11-国を揺るがす事案

国を震撼 させる事案

 まさるが、午後の出発前に整備工場の2階にあがり、PCを確認した。そこには飛び上がるほどの、重大な連絡が入っていた。スマホじゃ言えない極秘情報と、今後の攻め方が決っていないので、接触は慎重にならざうを得ないことになった。

VRガスの製造か実験?の可能性あり、山陰・北陸の漂着船の生き残り乗り組み員を作業員或いは実験モルモット?に運用?】


①【捕捉時は金品を強奪し強盗の振りで、「荷物はなんだ?」位の質問で、反応を見て放免する】

②【もし抵抗の素振りなら、車ごと隠匿して相手の出方を見る、但し積載物には接触不可、時間を置いて相手の出をまつ】*この場合、自衛隊警察庁の特殊装備部隊を空輸して対応。

③【前回の襲撃は、被害届なしで道警に確認済】

まさるは一応プリントして日野さんの事務所に走る。

Sponsered Link  

にほんブログ村 シニア日記ブログ 勉強しているシニアへ
にほんブログ村

 

f:id:owlboy2:20190130164455p:plain

真相は霧の中で手探りで手繰り寄せ

出陣は踏み留まり一呼吸


日野さんは、読み始めて顔色を変える。Yさんも肩越しに読んで、目の玉をヒン剥いて口を開けたが、言葉を発しない。3人が顔を見合わせ、相手を見ているが声を出すことさえハバカラレ、目を白黒している。
「何したの、3人でお見合いですか?」日野さんの奥さんが弁当を持って来てくれた。
日野さんが、プリントを手に取り握りしめ、右手を挙げて

「じゃ出掛ける用意するか」と、立ち上がった。Yさんとまさるも、変装の着衣を取り上げノロノロと着始める。奥さんも冗談をやめて
「なんか変な人たち、無言劇なの~」と、部屋を出て行った。いつも奥さんは深く関わらず、さらっと受け流してくれるので助かる。

弁当持って再出発

3人は早々に着替えて、ワンボックスとランクルに分乗して走り出す。最初は、森林管理の作業場に向かう。ドラム缶で作った薪ストーブに火を入れ、暖かくなるの待ちながら、再びさっきのプリントを取り出し、武骨な架台の様なテーブルに広げてみる。
「今すぐ動く可能性は無いとは言えないが、直近で何か動きそうだね」と、日野さん。「そうですね、どんな成分か分りませんが薬品を想定して、小さな段ボールですかね」
と、まさるが意見を言う。Yさんは
「こんな環境でVRなど作る気違いが居るなんて、信じられない」と、窓の外をみる。
「佐々木さんは、運転手が積み荷を認識しているか居ないかによって、抵抗の度合いが違うことを言っているね」と、日野さんが冷静に分析している。
「社長、最悪貯木場の建屋に入れれば、隠せますが人間はどこかに幽閉する所を決めることが~」と、Yさんも割り切りが速い。

 

Sponsered Link  

にほんブログ村 シニア日記ブログへ
にほんブログ村

Yさんが、立ち上がり
「それでは私が、貯木場の入り口を除雪します、社長と柏木さんは張ってくれますかね」と、提案してきた。
「いやぁ除雪は俺がやるから、Yくんと柏木さんが監視に回ってくれよ」と、立ち上がりキーボックスのカギを開けている。
「じゃぁそうしますか、柏木さん前回の作戦で良いですね」
「はい 乗員が2人か3人か気になりますが、同じ作戦で良いでしょう」と、火を消して3人同時に外へ出た。雪は降っていないが、曇った雪空だ。


貯木場は野球場位の広さ

管理事務所より国道寄りにある貯木場は、冬の間も大型トレーラーが入るので、新雪が積もっているだけで除雪は簡単そうだ。クラクションを軽く押して、ワンボックスは国道にでる。今日も通行車両は無く、見通しがいい。前回は、不審な工場から7~800メートル離れた退避場だったが、今回は反対車線の工場入り口の200メートル位の退避場に潜んだ。少し寒いが、ウインドウを少し開きエンジン音も感知する作戦だ。周辺には人家も工場も無く、野鳥の声も時々聞こえるが真冬はエサ探しも苦労すようだ。

 

1時間くらいして、日野さんのランクルも合流し、作戦会議の続きを話す。
「電話で相談できれば動きやすいが、今工場を遠くからユックリ見ながら来たが、やはり結構高いアンテナを張ってあったよ、何を拾っているのか海外とも連携しているんだろうな」と、日野さんも、地元で不穏な工場が気になるようだ。
「最近国内の通信機メーカーが、海外の生産工場、大型建設工機の遠隔操業を簡易な無線モジュールで、できるようになったようですから特に東アジア地区の工場には吉報らしいです」と、Yさん。
「Yさんは、その道のプロだから容易だろうが、あの国も模造や改造はお手の物だろうから、もう活用しているだろうな」と、日野さんも沈みがち。

新た情報はメディアが飛びつきそう

その日は、暗くなるまで張っていたが、特別な動きは無かった。夜衛星通信のモデムからメールすると、即鈴木さんがReメールで応答。やはり漂流船は本国を出るころからマークされ、在留〇〇〇団体の改造漁船が接近、沖どりの形で密入国させているらしい情報が入っていたらしい。北陸の倉庫はその拠点で在留〇〇〇団体の幹部が所有し、当初は貨物の出し入れもあったらしいが、最近は閉鎖されていたようだ。堺の倉庫は食料なども集荷していたようで、10トン車が人間だけでなく食料も堺で調達して、滝上工場に供給していたようだ。地元の人たちも、大きな工場があることには気づかない仕組みになっていたようだ。