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少年期のいじめの境遇から一念発起~

久しぶりの国内ミッション-10-溶岩アジト撤収

高みからの監視作業を終了

当初のストラティジ(作戦)は、工場に侵入して実態を把握するプランだった。初日に日野さんと天塩岳の登山ルートをスキーでたどった時、工場上部に接近できる事を確認プランを作り直した。机上のプランは、マップと外部機関の断片的な情報を組み合わせたもので、現場で得る情報は実用的だ。
特に今回は、まさる一人の行動で入る情報は小さいが、ターゲットを目前にする強みは何物にも代えがたい。日野さんの好意で、Yさんと言う心強い助っ人を出していただき、通常のミッションとは違う効率が上がっている。

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崩落しそうな溶岩の塊に、出入り出来る隙間があり、約1か月お世話になりました。
新たなターゲットのチェック

2人のコンビで、プランが形を変えて進行し、車上強盗の振りで聞き出した情報から、人員の輸送とは別便で、小型の4トン積みのトラックが関わっているのも判明。大型トラックは滝上の工場に、どこからか人員の補給の入りの部分を担当、4トントラックは製品の(?)の出の部分を担っているようだ。こっちの車も要チェックになった。佐々木さんは、工場上部の山岳地帯の溶岩アジトを撤収して、地上戦に集中しようと提案してきた。

 

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「アレッ」と、まさるが声を出した。
「見たこともないトラックが、見えますね」
「この間は、反対側のチトカニウシ山からも、見えなかったが今日入ったのかな」と、Yさんも双眼鏡で視認した。構内に見慣れないアルミのバンボディーのトラックが止まっている。工場に入り口が開いているのだろうか、のろのろと後ろに下がっている。
「午後から、張りますか?」と、Yさんが先に提案してくる。 

 思わね収穫

 「そうですね、今日はアジトの撤収だけに絞っていましたが、東京に連絡し、どこかのNシステムに引っかかっていないか聞いてみます」と、5~6枚写真を撮る。
「あれっつ今度は、針葉樹の中に5~6人何かやっていますよ」と、続けて写真を撮っている。

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原生林の境目で何か設置しているようだ

「電柵を補強しているのかな」と、Yさんも眺めていたが
「あれは、補強じゃなくて新規に張っていますね、杭を打っている奴が居ますよ」
「そうですね、この間はあの付近は自由に動けましたよ、針葉樹の中にも電気を通す気ですね、ヤバい奴らですね」
「他人の土地なのに、ずうずうしいですね、このような案件は何処の役所が管轄しているのでしょうか?」と、Yさんも呆れている。

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 搬送用担架の改良版考案

今日は、資材の輸送で平行移動か下りを想定していたので、出かける前に工夫した。消防士がヘリや山岳地の搬送に使う、救急用の担架からヒント得て、丈夫な綿布にゴムでコーティングしたシートを加工した。現地で広げると畳2枚分くらいの広さになり、4隅にスリングをつけハーネス風のショルダーを斜めに肩にかける。前後を2人でホールドしながら、重量物は背負わずに済んだ。直滑降は2人が後ろに周り、スキーのストックを雪にさしながらセィブし半分遊びの気分で、6回担ぎ上げた荷物を2回で下ろすことが出来た。当初は樹林帯のトラバースを考えたが、人がほとんど入らない地域なので、ブッシュが多く橇を横引きには労力の無駄なので、積雪の多い尾根筋を天塩岳側から滝上方面に移動し、林道の真上付近から今朝入った林道めがけて下った。

ランチも急いでM&SSに急報

電柵の増強は報告だけにして、小型トラックの動向に注視して、旭川紋別道の浮島入り口手前で捕捉する必要がある。前日やった作戦にするか、検討し東京のM&SSの意向を聞いた。佐々木さんは
「獲物は大きいかも知れないから、日野さんの意見も聞きながら慎重に対応するように」と、通り一遍のコメントだけだ。こんな時は、何か重大な情報をもって居る時だ。
「日野さんとYさんにご協力を頂き、対処致します」と、つい堅い返事をする。日野さんとYさんに話すと
「私も午後は予定が無いので、この間のようにランクルでサポートできそうだよ」と、うれしそうな顔で参加の意向。早速変装の用意と、軽食をリザーブ。奥さんは

「この寒いのにまたドライブに行く気なの~」と、言いながらキッチンに向かう。